並ばせ屋-OFFICIAL WEB SITE-

並ばせ屋×対談 第一回ゲスト【大崎一万発】さん(第二部)

並ばせ屋×対談 第一回ゲスト【大崎一万発】さん(第二部)

こんにちは、並ばせ屋編集部です!

パチンコ業界内外で活躍している方と、ホンネの意見交換をする【並ばせ屋×対談】。

 

第一回目は、パチンコ業界の第一線で活躍し続ける【大崎一万発】@manpatsuさんにお越し頂きました。

今回は第二部として、引き続き大崎一万発さんと並ばせ屋山本の対談を皆様にご紹介したいと思います。

 

第一部をご覧になっていない方はコチラから第一部の様子が見れます!

 

 

2人に共通する”視点”とは

大崎さんがずっと第一線で活躍なさっている理由のひとつとして、視点をシフト出来るところだって思っています。
ユーザーとしての目線100%のときもあるし、お店目線のときもある。うまくバランス取って右左右左っていうか、コウモリみたいな感じなんですけど。でもそれがうまくできないとたぶん無理なんですよ。

そうですよね。偏りが過ぎない痛快な感じ。ユーザーに、店舗に、有益というか。コウモリとは思いませんけど(笑)

都合の良いときだけ打ち手目線になるヤツが多いんですよ。それは嫌ですね。

お店に、「なんでこういうことしてんすか?」「なんでこれ、バネ悪いまま稼働させてるんですか?」って必ずツッコミたいんで。でもそういうことやらない人が多くて、だから僕はそういうライターと一緒にされるの超イヤなんです。

 

お店に取り入りたい人が多いから(笑)

 

 

6号機時代に想う「ライターとは」

 

ライターと演者さんの垣根もお仕事の内容も曖昧になってきてますね。
そうですね。打って出たの出なかったのって言うだけ煽るだけ、の方も多いです。

 

そうそう。でも今後6号機になるのに、今みたいな煽りってちょっと陳腐になりかねないじゃないですか。
今後どうやってお客さんに期待感とか魅力を伝えていけるのかなって、難しくなる。

 

5号機になったときに、4号機時代より月間の総客数を劇的に増やすことできたんです。周りはベニヤ板で封鎖していた時期に奇跡的な事例ですがね。その時の経験がライターさんの本業という部分に繋がるんです。

 

というと?

 

ライターさんの仕事って、今はライティングだけじゃなくて動画とかもありますけど、1つの機種をどれだけいろんな角度で楽しめるのかっていうのを伝えていく役割だったじゃないですか。これがものすごく大事だと思うんですよね。
そこが奥深さになって、長期稼働に繋がって…
ここを打ち手、書き手と共に、どこまでホールが一緒になってやれるかなんですよ。

 

おっしゃるとおりです。

 

今遊技説明の冊子がコピペじゃないですか。あれ業者のHPからダウンロードし放題なんですが、ほとんどのホールがあれで済まそうとするのでどこも同じ内容で…あれで本当の面白さ分かりますかって話ですよ。

 

1機種1機種に懸ける思いは強い

 

僕らは1機種を大事にしましょうねという考えを原点として育ってきたところがあります。私はクソ台を輝かせるプロとよく言われますけど、私も知らない、一般的には低評価ながら、実は面白いねっていう機種がたぶん沢山あるんだろうと思います。

 

そうですね。
評価されなかった理由には、運営側の問題もやっぱりあったんだろうと思います。あとはメディアでの取り上げられ方というんですかね、掘り下げないまま過ぎ去ってしまったことも多かった。

 

いまだにあると思う。

 

やっぱり原点としてはそこじゃないですか。
まあそのね、「6号機になって前と比べて出なくなったよね」みたいなこととか「なんかスロットつまんない」みたいなことをメディアの人間が言っちゃうのが一番最悪じゃないですか。
最悪ですね。5.9号機まさにそうだった。

打ち込んだら面白いじゃん、みたいな。で、こういうとこが俺に突き刺さっちゃったんだよ、ぜひ体験してよみたいな。仕事の質が今みたいにイベントの日参でね、お金をもらうのがライターだって思ってる若い子ってすごく多いんですけど。

 

いや本分に立ち返ってくださいよっていうのは、すごい僕も感じるとこですね。

だから逆に言うと、メディアの側もメーカーとの関係性を美しく維持したい、悪いことは言わないと。でも、「いや、これはこうしたら良かったんじゃないか」とか、「これはないよね」っていうのも、同時に僕は必要だと思うんですよね。

ああもう、多いに。機種の魅力に関しての語り合いっていうのは、場としては少なくなりましたね。
なったなった、本当になった。まあ台数が多すぎるっつーのもあって、そこを語れるだけみんな打ち込まないまま次の新台新台ってなっちゃうんだよね。
だから今回のディスクアップってすごい良い機種ですよねと、このネタになり具合というか。
最高ですよあれ。

 

コアなファンに刺さってると。僕の関わってるホールさんって、「いやもう月間赤でもいいよ」って、だいぶ増台には踏み切ってるんです。ガラの悪いユーザーが…という懸念をする人がいますけど、そういったユーザーに占拠されるっていうケースは、ほとんどないんですよね。

 

そのディスクアップ打ちたいがために、夕方からの2~3時間を消費しに行こうという動きもあって、そういう機械の出現を沢山待ってると思います。

分かります。
でもねやっぱりね、打ち込めば味が出る良い機械でも、バラエティに置いたらパチンコってまるで動かないんで。それを、じゃあ勝負だって少なくとも5台置こうかってなったらお店さんもちょっと二の足踏むっていうか。
そうですね。でも中古ならいけますよね。中古の安い機種だったら5台全然いけます。
中古で味の出る機械ね。この店では動いてるけど、エリアが違うと全く動かないっていうのもざらにあるよね。
ざらにあります。

パチンコ×パチスロ 向き合い方の違い

 

やっぱりお客さんの属性の差っていうか、パチスロってやっぱ好きになって掘りさげたい、俺はその台ばっかりやるぜっていうマニアの人は多いですけど、パチンコいないですよね。一部いるけど、ほとんど付かない。本当に付かないですよ。

何が原因なんですかね?

 

何だろう。パチスロって一つ一つの遊技を自分のペースでやれるじゃないですか。写真撮りたいとか、ここのタイミングで叩こうとか。自分主導でゲーム進めるけど、パチンコって全部流れに任せなあかんでしょう。あの差もたぶん、だいぶありますね。

 

パチンコとスロット、根本の話になってきますね。

 

そうそう。遊び方の種類が違うから。だから天龍とかもある程度育つかなと思ってたんですけど、結果的にはやっぱり台数が多かったら耐えられない。

 

あれは利益が取れ過ぎてしまってダメになったように思います。

 

そうそう。

 

中毒性でもって長期稼働っていうことですよね。
そうそう。あとやっぱ、デカいんで。1回で7千発出るわけですから、出ないときは反動でものすごくお金使うんで、ゲーム性が面白いなと思ったお客さんが付いていけなくなっちゃったりするっていう事例もある。
だから、どういう人たちをターゲットにしていくかっていうのは、メーカーでも試行錯誤中というか。

 

メーカーの開発と、ホールの運営者側が接触する機会って今ほとんどないですよね。
基本的にはないと思います。

 

これは私の願望なんですが、ちょっとでもいいのでホールの意見聞いてみようってなることですね。具体的には設定差の部分で、どういう機械が運営しやすいのかっていう。運営のしやすさってやっぱ大事じゃないですか。
分かります、分かります。

 

 

遊技機の魅力を引き出すライターの技とは

 

例えばメーカーさんから僕らに遊技機の魅力を説明するんですが、その通りにしにくい事情もあるわけで。

 

ユーザーに対してメーカーとホールって一緒になって商品を提供している立場なんですけど、メーカーはメーカーの独自の理論でリリースしますし、ホールはホールでリリースされた遊技機に対して、自己都合でもってユーザーに提供する。

 

どうしてもユーザーに刺さる機種ってすごくもう、フィルターかかってて。

何回も関門突破せなあかんからね。

 

偶然の産物になっちゃう。

 

メーカーはメーカーでプロダクトのプロですが、ユーザーと接してるのは僕らで、ユーザーに提供するのも僕らであることを忘れるなよと。

 

その両者が一緒になって作ったものをリリースして、遊びを提案していかないとユーザーの心には刺さらないんですよ。

確かに先見せ、内覧会って、あくまでもできたあとの機械ですからね。開発段階からホールが使いやすい機械ってどうなんだっていう視点で、進めたものって、ないのかもしれないですよね。
PB機等で試みが始まってますが、もっと広まってもいい。

 

特にスロットって、演出のタイミングってあるじゃないですか。なんでMAXBETでキャンセル効いちゃうのとか、熱い演出が、サミー系でよく消えるんですけど、なんで消すのここ?っていう。

 

ユーザーが気持ちいいポイントをすぐ消しちゃうって意味分かんない。BETボタンなんか流れで押しちゃうじゃないですか。

押しちゃう押しちゃう。

 

そう。
でも意図があれば逆にそこをポイントとしてユーザーには伝えられるわけですよ。ここで消えちゃうのに注意だけど、ここは熱くなれますよっていうね。メーカーの意図が汲みかねると、面白さが分かんねえってなっちゃう。
そう。でもね、僕の今までの経験だとほぼ何も考えてないっすね。
たまたま前の機械でこういうことやってたからこれにしただけ、とかめっちゃ多いです。

 

でもそんな難しくないですよね、たとえば演出のキャンセルタイミングって。なんかやっぱこだわって作ってほしいなって。。

なんで面白いかっていうことですよね。表面上のスペックを真似したりっていうところだけじゃなくて。

今後ね、一撃万枚とか出なくなるわけ。
じゃあいかにお客さんをつなぎ止めていかなあかんかって、打ち込んでこその面白さだったり、「この開発分かってやってんなー」みたいなモチーフの活かし方であったり、台・演出の見せ方であったりじゃないですか。そこのところを強く、打ち手がいかに楽しめるかという視点から発信していくっていうのね、ものすごく大事なことになると思うんですよ。
あと打感への踏み込みがものすごく足りないんすよ。

 

それこそ、ライターさんの出番ですよね。

 

そうですね。
出る出ないこの日がどうでこうで、よりも機械の面白さを伝えていける仕事ってのはすごい大事。

 

他社研究は大いにしてほしいと思うんですよね。
最近のスロットだと初代まどか☆マギカがたぶん一番完成度が高い。

 

めっちゃ面白いっすよあの台ね、本当大好き。1発あるし。

 

今後は、開発段階でのディスカッションや、リリースされた遊技台の魅力を引き出して伝える、って言う部分をもっと活動内容に入れていきたいですね。

 

良いですよね、必要ですそれ。色々一緒にやりますか!

 

ぜひ^^

―大崎一万発さん、ありがとうございました!

 

 

 

 

新しい試み【並ばせ屋対談】第一回は大崎一万発さんと、時間を忘れて楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 

これからも、パチンコ業界や並ばせ屋の想い、はたまた業界外の方などと対談していきたいと思います。

 

次回公開予定は10月度。是非ご覧下さい。

 

 

対談:並ばせ屋山本 @narabaseya

ゲスト:大崎一万発 @manpatsu

 

Director・Editor:HMC

Photo:赤メガネ

 

 

それでは次回!

       

最新記事一覧

PAGE TOP ▲