雑記【並ばせ屋伝説】第4話裏話
いつもありがとうございます!
並ばせ屋です。
今回は漫画第4話の裏話です。
スロッターなら1度は耳にした事があるでしょう「オールナイト」のお話です。
毎年12月31日。三重県のホールで行われるもので、31日の朝9時~翌1月1日の24時まで、最大38時間行われるぶっ通し営業。
年越しもパチンコホールで過ごすという「どうかしてるぜ日本」とも思われる恒例行事。
ピーク稼働は夜2時くらいだそうで、名古屋から近い桑名市のホールは普段は閑古鳥が鳴くようなお店でも超が付くほどの高稼働。
皆さん、お正月でも好きなことをして過ごしたいんですね(笑)
ところでATやART中に閉店を迎え取り切れなかった経験はないでしょうか?
通常は約13時間ですがオールナイト営業であれば38時間。
朝からATに突っ込み、特化ゾーンで爆乗せし、延々と終わらない…
そんな夢を見て朝から並ぶ人も非常に多い1日となります。
実際に舞台となったお店では50,000枚出たこともあるそうですね、スゴスロでw
個人的には、店舗運営時代に毎月のように20,000枚を食らった「北斗転生」や、倍々でリミットのない「化物語」を朝からブン回したいですね。
旧基準が38時間打てるチャンスは今回と来年の2回限りですから、ぜひお楽しみいただければと思います。
さてホール運営側としては、営業時間が長い&稀にみる高稼働ということで、利益アップの大チャンス!
一方で先ほどの50,000枚など、1度ノリ出すと止まらないというリスクも背負います。
さらに言うと高稼働の内訳が県外ユーザーが多いということで、どうしても「堅く堅く」組みますし、ユーザーにとっては「つらい」営業内容になっているんですね。
私なんかはそれ上等で、祭の繁盛感とあわよくばの誤爆狙いで楽しめちゃうタイプですが、そうは言っても「堅すぎないか??」ということと、「せめていくらかは可能性がないと面白くないよ」という想いから、業界の常識に新たな一石を投じさせて頂きました。
低設定ほど動かず、高設定ほど回される。
これ運営者側も見落としがちな事実なんですが、オールナイトの高低のギャップたるや、通常営業の比ではありません。
それ故に”本数”の上では通常営業には及びませんが、どこもやらない中、私とその志を共感するホールが、「最低限の夢」を与えようとする努力をご評価いただければ幸いです。
新年のカウントダウンの瞬間はエアポート桑名店で過ごしますので、ぜひお越しください。
今年も一年ありがとうございました。
皆さまがスロットの事を考えていられる、身体的、精神的な余裕を持って年を越せるように祈っています。
たまに不定期でこうした雑記を配信していきます。
お付き合いいただければ幸いです。