独立に際して
この度、私山本は2016年8月末日をもってホール運営企業を辞め、
遊技環境改善の為の活動に専念することにしました。
22歳でパチンコ店に就職し13年。
振り返ってみて、私が指揮したどの店舗も本当に熱いお店になりましたね。
元はボッタクリホール、元はスッカスカのダメホール。
色んな会社、お店がありました。
私が就任するからと言って予算が変わる訳じゃないんですよ。
でもこちらにだって譲れない想いがある。
『自分が毎日でも打ちに行きたくなるようなお店作り』
それを会社からの要求をクリアしながら実現することを追求して、今日までやってきました。
今、パチンコ・スロットの遊技人口は減り続けています。
最盛期の3,000万人から1,000万人以下に。
低貸化が進んでもなお改善の兆しは見られません。
この現実は『見合わない遊び』というユーザーからのメッセージでしょう。
パチンコ店というのは、ユーザーを楽しませた分だけ対価を頂けるもの。
昨今のホールは過剰な機械投資や設備投資に走り、偶発的な射倖性に頼り、遊技台の持つ本来の魅力を引き出すことを忘れてしまってはいないでしょうか。
店選びはそれぞれの目的に合わせて自由に行われるべきですが、今はその選択肢が少なすぎるあまり、勝ちに来るユーザーがどんどん減っていることを実感しています。
今、私が打ちに行きたいと思えるお店は一握りです。
これを全国、せめて各市町村に1軒ずつは作りたい。
投資とリターンのバランスを整え、各地域にホール選びの選択肢を提供することが私の使命だと考えています。
これからは会社の枠にとらわれず、並ばせ屋スタイルのお店の実現のお手伝いをしていきます。
そこには私が直接手掛けるのではない難しさがあるでしょう。
しかし、これから私が付き合う企業・ホールは、きっと同じ想い・理想を持ってくれている。
そう信じられるところばかりです。
ユーザーの皆さんの応援があれば、どんなことでも実現できます。
打ちに行くとき、前日からワクワクできる未来。
その実現のため、これからも応援よろしくお願いします。
(株)並ばせ塾 代表 山本和生